どんな機種?
初代爆裂AT機。15枚役をガンガンナビするサバンナチャンス(以下、サバチャンとかサバとかって呼びます)が、アホみたいに連チャンする合法連チャン機。
当時、この機種が出るまで裏モノ以外で「連チャン」というのは、4号機では基本的にオカルトだらけだった。裏モノは別ですよ、裏モノは。
BETで始まるサバンナチャンスランプと、けたたましい音はバカな大人たちを刺激しまくりました。高確率状態と低確率状態、潜伏、連チャン回数の先決め。サンダーVが近代パチスロの祖だとするなら、獣王は間違いなく現代パチスロの祖です。
2002年くらいにパチスロをやっていた人と話を合わせるなら、「アチィですよねえ。サバチャンあちぃですよねえ。右リールチェナナ、アッツいですなあ」と適当に合わせておけば大丈夫です。あいつらの話は長いから、この記事を読んでおけばだいたい受け答えできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 獣王 |
| 型式名 | ジュウオウ |
| メーカー | サミー |
| 導入時期 | 2001年1月 |
| 世代・タイプ | 4号機(一般に4.1号機区分)/Aタイプ+AT機 |
| 基本仕様 | 25パイ・3枚掛け・5ライン |
| AT | サバンナチャンス。1セット10Gまたは30G |
ゲームの流れを一本につなぐ
通常時は「低確率状態」か「高確率状態」に滞在します。この状態が変えるのは、主に完全ハズレを引いたときのサバチャン当選率。毎ゲームを直接抽選するわけではなく、まず約1/205〜1/244の完全ハズレを引き、そこで状態と設定に応じたSC抽選を受けます。
- 01 通常時:低確率状態/高確率状態
完全ハズレでSCを抽選。BIG・REG・チェリー・リプレイを契機に状態が移行する。
- 02 完全ハズレ成立
低確・高確とサブ設定に応じた確率でSC当選。設定6はどちらの状態でも約1/1.085。
- 03 当選時に総セット数を選択
通常当選なら当選時の状態、天井なら天井専用テーブルで1〜29連を決める。
- 04 潜伏してSCランプ点灯
初回は毎ゲーム1/9.78で告知。SCは10Gか30Gを1対1で選び、12種類の15枚役をナビする。
- 05 SC終了
残りセットがあれば内部放出1/15.059、その後の告知1/9.78を待つ。なければ通常時へ戻る。
BIGは終了後に必ず高確率状態へ入り、平均滞在は約101G。REGはボーナスとして天井をリセットしつつ、低確から高確、高確から低確の両方に関わります。サバチャン中のゲームも天井ゲーム数へ数えます。
メイン設定とサブ設定
獣王には、ふつうの設定1〜6に見えるメイン設定と、SC側のサブ設定があります。
- メイン設定:BIG・REG確率と完全ハズレ確率を変える
- サブ設定:完全ハズレ時のSC当選率と連チャンテーブルを変える
- 通常の設定確認で表示されるのはメイン設定
- サブ設定の変更には別の手順が必要で、通常はメインと同じ番号で使われる
以下の設定別解析は、断りがない限りメインとサブが同じ番号の組み合わせです。
BIG・REG・機械割
| 設定 | BIG | REG | 一般遊技 | フル攻略 |
|---|---|---|---|---|
| 設定1 | 1/439.8 | 1/819.2 | 94.5% | 96.6% |
| 設定2 | 1/439.8 | 1/809 | 98.5% | 100.7% |
| 設定3 | 1/439.8 | 1/799.2 | 102.5% | 104.7% |
| 設定4 | 1/439.8 | 1/789.5 | 106.5% | 108.8% |
| 設定5 | 1/439.8 | 1/780.1 | 110.5% | 112.5% |
| 設定6 | 1/348.6 | 1/720.1 | 119.9% | 145.5% |
一般遊技の機械割は94.5〜119.9%。小役狙い、BIG中のリプレイハズシ、BIG成立ゲームの15枚抜き、SCの1G増やしまで詰めたフル攻略値は96.6〜145.5%です。設定6の145.5%だけ見ても、当時のホールが何を置いていたのかがよく分かる。人間の理性を試す数字ではありません。
メイン×サブ、全36通り
メインとサブを別々に選べるため、組み合わせは6×6の36通り。完全ハズレを引きやすいメイン1と、SCが強いサブ6を組み合わせたメイン1・サブ6の146.6%が最高です。見た目の挙動は、ほぼ「普通の設定6」。設定確認に出るのはメイン1なのに、中身のSCはサブ6。たいへん行儀が悪い。
全36通りの機械割を開く
| メイン設定 | サブ1 | サブ2 | サブ3 | サブ4 | サブ5 | サブ6 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| メイン1 | 96.6% | 100.7% | 104.7% | 108.9% | 112.8% | 146.6% |
| メイン2 | 96.58% | 100.7% | 104.7% | 108.9% | 112.8% | 146.4% |
| メイン3 | 96.64% | 100.8% | 104.7% | 108.8% | 112.7% | 146.2% |
| メイン4 | 96.55% | 100.8% | 104.7% | 108.8% | 112.7% | 146.1% |
| メイン5 | 96.65% | 100.5% | 104.6% | 108.8% | 112.5% | 146% |
| メイン6 | 104.52% | 108.1% | 112.6% | 116.6% | 120.9% | 145.5% |
対角線、つまりメイン1×サブ1からメイン6×サブ6までが、先ほどのフル攻略値です。メイン6だけは完全ハズレが重くなる代わりにBIGが軽く、サブ設定を下げても機械割が104.52%から始まります。
通常時とBIG中の確率
通常時の小役
| 役 | 確率 | 払い出し・意味 |
|---|---|---|
| 15枚役・各組み合わせ(12択) | 1/14.3 | 15枚 |
| 15枚役合算 | 1/1.193 | 毎回正解できれば、ほぼ一生サバチャン |
| チェリー | 1/64 | 4枚。状態移行と天井の鍵 |
| リプレイ | 1/7.29 | 高確からの転落契機 |
12種類は、左リール3択×中リール2択×右リール2択。通常時に自力で全部当て続けるのは無理ですが、SCはドットの色と図柄で正解を教えてくれます。
完全ハズレ
| 設定 | 完全ハズレ |
|---|---|
| 設定1 | 1/205.44 |
| 設定2 | 1/206.08 |
| 設定3 | 1/206.73 |
| 設定4 | 1/207.39 |
| 設定5 | 1/208.05 |
| 設定6 | 1/243.62 |
SC抽選の入口になる完全ハズレは、設定1〜5が約1/205〜1/208、設定6だけ1/243.62。だからメイン設定1・サブ設定6が、メイン6・サブ6よりわずかに高い機械割になります。
BIG中の小役
| 役 | 確率 |
|---|---|
| 角チェリー | 1/1.95 |
| JAC IN | 1/3.5 |
| ハズレ | 1/5.13 |
| 15枚役・各組み合わせ | 1/1310.7 |
| 15枚役合算 | 1/109.22 |
完全ハズレからのSC当選率
| 設定 | 低確率状態 | 高確率状態 |
|---|---|---|
| 設定1 | 1/23.27 | 1/4.655 |
| 設定2 | 1/14.22 | 1/3.241 |
| 設定3 | 1/23.27 | 1/2.438 |
| 設定4 | 1/10.24 | 1/2.016 |
| 設定5 | 1/23.27 | 1/1.652 |
| 設定6 | 1/1.085 | 1/1.085 |
- 高確率状態は高設定ほどSC当選率が上がる
- 低確率状態は設定2・4が設定1・3・5より優遇される
- 設定6は低確・高確とも1/1.085。完全ハズレの約92.2%がSCになる
設定1の低確は1/23.27。単なる「1/23くらい」ではなく、設定2の1/14.22、設定4の1/10.24と比べると偶奇判別の材料になります。
状態滞在を含めたSC初当たりは、設定1から順におよそ1/657、1/483、1/382、1/317、1/270、1/146です。
低確率状態と高確率状態
低確率状態から高確率状態への移行
| 契機 | 移行率 | 移行先 |
|---|---|---|
| BIG終了 | 100% | 高確率状態 |
| チェリー成立 | 1/256 | 高確率状態 |
| REG終了 | 11/256 | 高確率状態 |
| リプレイ成立 | 1/20億 | 高確率状態。実戦上は無視できる薄さ |
高確率状態から低確率状態への移行
| 契機 | 移行率 | 移行先 |
|---|---|---|
| リプレイ成立 | 10/256 | 低確率状態 |
| チェリー成立 | 64/256 | 低確率状態 |
| REG終了 | 128/256 | 低確率状態 |
| BIG終了 | 0% | 高確率状態を維持 |
高確中のリプレイは「リプレイの1/25.6で転落」、チェリーは1/4、REGは1/2です。BIG後に高確へ入っても永久ではなく、平均約101G。完全ハズレを引く前にリプレイやチェリーで落ちれば、何も起きない。夢を見せるが、夢の出口もきちんと用意されています。
設定変更後の状態振り分け
| 変更後設定 | 低確率状態 | 高確率状態 |
|---|---|---|
| 設定1 | 94.92% | 5.08% |
| 設定2 | 0.39% | 99.61% |
| 設定3 | 0.39% | 99.61% |
| 設定4 | 0.39% | 99.61% |
| 設定5 | 0.39% | 99.61% |
| 設定6 | 0.39% | 99.61% |
設定1へ変更すると94.92%で低確率状態。設定2〜6へ変更すると99.61%で高確率状態です。
滞在状態の見抜き方
1G回して第3停止を離したあと、約30秒待つとリールバックライトがS→U→M→M→Yと文字を描きます。SUMMYが始まる直前、右リール上段のバックライトに一瞬の予備点滅が入れば高確率状態です。
実戦では低確が「パッパ」の2回、高確は予備点滅が足されて「パパッパ」の3回に見えます。照明の強い店は正面からでは分かりにくいので、右リールを横から見て、リール裏の電球を直接見る。30秒ずっと見ていると疲れるので、27秒測ってから覗けばいいです。
今の時代、ゲーセンだったら動画を撮ってスローで見るのがいいです。
サバンナチャンス
1セットの性能と15枚役ナビ
SCは1セット10Gまたは30Gで、振り分けは1対1。1Gあたりの純増は約10.06枚、1セットの純増期待は10Gで100.6枚、30Gで302.0枚、両者を半分ずつなら平均201.3枚です。投入前の総獲得で言えば、およそ110枚または330枚。
15枚役が成立したゲームは、12種類ある組み合わせの正解をドットでナビします。左はダチョウ・7・ゾウの3択、中と右はそれぞれ2択。正解を教えて15枚を取らせるから、ボーナスではなくATなのに1G約10枚も増えるわけです。
当選から告知、連チャン時の内部放出
初当たり当選後は、毎ゲーム1/9.78でSCランプが点灯します。連チャン数は当選時に決まっており、1セット終了後に残りがあれば、まず毎ゲーム1/15.059で次セットを内部放出。その後、再び毎ゲーム1/9.78でランプ点灯を待ちます。セット間潜伏は平均24.8Gです。
潜伏確定の代表格は次のとおり。
- 15枚役告知でリプレイ成立
- 15枚役告知がハズレる
- カバ出現でリプレイ否定
- 7テンパイでライオンが「ガオー」と吠えたのにBIGが揃わない
- シマウマが帰る、マングースが引っ込むなど、動物演出が発展せずリプレイ
潜伏平均を過ぎたから終わり、ではありません。平均は上限ではないし、連チャンの残りをプレイヤーが直接見る方法もありません。
SCの全連チャン振り分け
設定ごとの連チャン振り分けを、単発から29連まですべて掲載します。約0.1%しかない薄い振り分けも省略していません。
低確率状態で当選
平均は設定1が1.45連、設定3・5が1.42連、設定2・4が2.00連、設定6が1.81連。低確で3連なら設定2・4・6が強く、7連まで行けば奇数の薄い振り分けも、偶数の続きもあり、たいへんワクワクします。
低確率状態の全振り分けを開く
| 連数 | 設定1 | 設定3・5 | 設定2・4 | 設定6 |
|---|---|---|---|---|
| 1連 | 96.289% | 96.387% | 73.730% | 66.406% |
| 2連 | 0.293% | 0.293% | 5.859% | 0.000% |
| 3連 | 0.293% | 0.293% | 11.523% | 32.520% |
| 5連 | 0.293% | 0.293% | 5.078% | 0.098% |
| 7連 | 0.293% | 0.293% | 0.488% | 0.098% |
| 9連 | 0.293% | 0.293% | 0.488% | 0.098% |
| 11連 | 0.293% | 0.293% | 0.488% | 0.098% |
| 13連 | 0.293% | 0.293% | 0.488% | 0.098% |
| 15連 | 0.293% | 0.293% | 0.488% | 0.098% |
| 17連 | 0.293% | 0.293% | 0.488% | 0.098% |
| 19連 | 0.293% | 0.293% | 0.293% | 0.098% |
| 21連 | 0.293% | 0.293% | 0.293% | 0.098% |
| 25連 | 0.293% | 0.293% | 0.195% | 0.098% |
| 29連 | 0.195% | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 平均 | 1.45連 | 1.42連 | 2.00連 | 1.81連 |
高確率状態で当選
高確当選は、設定1・3・5が平均6.00連、設定2・4が5.00連、設定6が1.81連。奇数は13連以上が約7%、偶数は約3%。29連は設定1・3・5側が0.684%、設定2・4側が0.293%です。設定6はほぼ単発か3連ですが、4セット目へ入ったあとは5〜29連が全部1/1024ずつ。薄いところへ落ちたら、どこまで行くか分かりません。
高確率状態の全振り分けを開く
| 連数 | 設定1・3・5 | 設定2・4 | 設定6 |
|---|---|---|---|
| 1連 | 22.266% | 32.129% | 66.406% |
| 2連 | 4.688% | 1.953% | 0.000% |
| 3連 | 13.281% | 13.477% | 32.520% |
| 5連 | 20.020% | 20.020% | 0.098% |
| 7連 | 10.938% | 9.766% | 0.098% |
| 9連 | 10.938% | 9.766% | 0.098% |
| 11連 | 10.938% | 9.766% | 0.098% |
| 13連 | 1.074% | 0.488% | 0.098% |
| 15連 | 1.074% | 0.488% | 0.098% |
| 17連 | 1.074% | 0.488% | 0.098% |
| 19連 | 1.074% | 0.488% | 0.098% |
| 21連 | 1.074% | 0.488% | 0.098% |
| 25連 | 0.879% | 0.391% | 0.098% |
| 29連 | 0.684% | 0.293% | 0.098% |
| 平均 | 6.00連 | 5.00連 | 1.81連 |
天井サバ
設定1は平均1.16連、設定2・3は1.36連、設定4・5・6は1.56連。設定2・3だけ2連が20.020%、設定4・5・6だけ3連が20.020%です。設定2・3の3連は20%ではなく、1/1024=約0.098%。2連で終わればほぼ設定2・3、3連ならほぼ設定4・5・6です。
天井サバの全振り分けを開く
| 連数 | 設定1 | 設定2・3 | 設定4・5・6 |
|---|---|---|---|
| 1連 | 98.730% | 78.809% | 78.809% |
| 2連 | 0.098% | 20.020% | 0.098% |
| 3連 | 0.098% | 0.098% | 20.020% |
| 5連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 7連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 9連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 11連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 13連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 15連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 17連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 19連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 21連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 25連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 29連 | 0.098% | 0.098% | 0.098% |
| 平均 | 1.16連 | 1.36連 | 1.56連 |
4セット目へ入った場合は、どの設定群でも5連以上の極薄振り分けに入っています。高設定確定ではないが、大連チャンの入口としては文句なしにアツい。
天井サバは1136Gで即発動しない
天井は「1136G到達でサバ確定」ではありません。順番が大事です。
- ボーナス間を3枚掛けで1136G消化する
- 1136G以後にチェリー(1/64)を引く
- 天井潜伏へ入り、その後の毎ゲーム1/10.24に当選する
- SCが放出される
1136GからSCが始まるまでの平均は約74Gで、平均発動は約1210G。SC中のゲームは1136Gへ数えますが、BIG・REGを引けばカウンターはリセットされます。1136Gを越えたあとでも、チェリー後の1/10.24を引く前にボーナスを引けば天井サバは消えます。
天井狙いの目安
等価交換を前提にした当時のプラス域は、設定1が1045G、設定2・3が1016G、設定4〜6が988Gという試算です。
| 設定 | 等価のプラス域 | 天井SCの純増期待 |
|---|---|---|
| 設定1 | 1045G〜 | 245枚 |
| 設定2 | 1016G〜 | 287枚 |
| 設定3 | 1016G〜 | 287枚 |
| 設定4 | 988G〜 | 329枚 |
| 設定5 | 988G〜 | 329枚 |
| 設定6 | 988G〜 | 329枚 |
「980Gから」という狙い方は、設定4〜6の988Gを前のめりに丸めたもの。設定不明台へ一律に当てるには早いです。交換率、取りこぼし、空き台のデータ表示、閉店時間、SC消化技術でも変わります。
打ち方と技術介入
通常時の基本手順
取りこぼしを抑える素直な手順は、中リール→右リールの順に止め、テンパイ形を見て左リールを押し分けます。
- 15枚役テンパイ:左リール中段に対応するダチョウ・7・ゾウを狙う
- リプレイテンパイ:左リール枠内に青チェリーを狙い、リプレイを取る
- 小役非テンパイ:左リール枠内にチェリーを狙う。チェリーを否定すれば完全ハズレかボーナス
ただ、獣王を打つなら逆押しで熱くなりたい。右リールにゾウを狙います。
- 青チェリーが中段:15枚役。残りを逆押しで消化
- リプレイが上段:リプレイ。残りリールでリプレイを取りこぼさない
- ゾウが中段:チェリー、BIG、REG、完全ハズレのいずれか
右リール中段ゾウからは、左リールの木・ゾウ・ゾウを中〜下段へビタ押し。チェリーまで滑ればチェリー。木・ゾウ・ゾウが止まったら、中リール上段へゾウをビタ押しします。
- 15枚役が斜めに揃う:BIG成立
- ゾウがそのまま揃う:REG
- リプレイ図柄まで滑る:完全ハズレ
この逆ハサミはBIG成立ゲームだけ15枚役を抜ける特殊なリール制御を利用します。通常の15枚役は、左リールを第2停止にすると原則取りこぼすので、何でもないゲームで逆ハサミを繰り返してはいけません。
BIG成立ゲームの15枚抜き
- 右リール中段へゾウを狙う
- 左リールへ木・ゾウ・ゾウを狙う
- 中リール上段へゾウをビタ押し
- 成功すれば15枚役を獲得してBIGを確認
成立ゲーム限定の変則制御です。ボーナスと15枚役を同時抽選しているわけではありません。
BIG中の小役狙いとリプレイハズシ
1・2回目の小役ゲームは左リール枠内にチェリーを狙い、10枚の角チェリーを取ります。3回目の小役ゲームは右リール枠上付近へ2連赤7を狙い、中リールを止めて成立役を見分けます。
- チェリー:左リール枠内へチェリー
- ハズレ:左リールは適当押し
- 15枚役テンパイ:左リール中段へ対応図柄
- リプレイテンパイ:上段受けにして、左リール上〜中段へ赤チェリーを狙ってハズす
残り9GからはJAC INを優先。小役狙いだけの平均372.5枚に対し、リプレイハズシ込みは平均396.2枚で、効果は約+23.7枚です。設定6でも、ハズせるならハズしたほうが得です。
SCを高速消化して1G増やす
フルウェイトで打つコツは、中・右リールでは赤7だけを見ること。ライオンがいない場所はゾウ、ゾウがいない場所はライオンなので、ゾウナビならライオンが見えないところ、7ナビなら7を狙う。左リールのダチョウ・7・ゾウだけは、しっかり目押しします。
追加1Gの正確な計測区間は、SC2G目の第3停止ボタンを離した瞬間から、8G目の第3停止ボタンを離した瞬間まで。この6G区間を36秒以内、かつ15枚役を一度も取りこぼさず消化すると、セットが1G延びます。成功1回の上積みは純増期待で約10.06枚。
勝つ為には必ずできなければいけない技術です。これが出来ない人は打たない方がいいです。
設定判別ツールα
見るのはBIG回数ではありません。高確率状態で完全ハズレを何回確認し、そのうち何回SCへ当選したかです。分母は設定1から1/4.655、1/3.241、1/2.438、1/2.016、1/1.652、1/1.085。
入力する「完全ハズレ確認回数」には、高確と確定できない場面や、チェリー・ボーナスとの見間違いを混ぜないでください。SC当選数は、その完全ハズレを契機に当たったと判断できる件数です。設定配分を店の予想に合わせると、事後確率と平均設定が更新されます。
店の設定配分を直接入力
設定6は高確でも約92.2%当選なので見えやすい一方、少ない完全ハズレ回数ではどの設定も大きくブレます。高確中の完全ハズレを1回外しただけで「6否定」と叫ぶのは早い。連チャンテーブル、朝一状態、BIG確率も合わせて判断します。
立ち回り
朝一高確と変更判別
設定1へ変更なら94.92%低確、設定2〜6へ変更なら99.61%高確。朝一に高確を確認できれば、変更かつ設定2以上の期待が上がります。逆に低確でも据え置きや設定1変更があるので、変更否定にはなりません。
「前日高確のまま閉店した」「店が同一設定へ打ち直した」「ゲーセンが電源だけ入れ直した」でも見え方は変わります。朝一高確は材料であって、神のお告げではない。当時のホールでは右上リールランプの豆電球を抜く、なんて荒業をしていた店もありましたが、ゲームセンターではまだ見かけたことないですね……!
高確狙いとヤメ時
BIG後は100%高確で平均101G。状態判別を使い、高確にいる間は完全ハズレからのSCを追います。リプレイ、チェリー、REG後に低確を確認し、SC潜伏も残っていないと判断できてからヤメるのが基本です。
SC終了直後は、残りセットがあれば平均24.8G潜伏します。平均を越えただけで捨てるのは雑。潜伏確定演出が出ていればもちろん続行です。
設定6判別
設定6は低確・高確とも、完全ハズレ時SC当選が1/1.085。完全ハズレを何回か確認して、ほぼ全部SCへつながるなら最有力です。BIGも1/348.6で設定1〜5の1/439.8より軽い。
ただし完全ハズレ自体は1/243.62と他設定より重い。SCの単発66.41%、3連32.52%という極端な形も合わせます。高確で5連以上へ行ったから6否定、ではなく、設定6にも各1/1024で5〜29連があります。
奇数・偶数判別
低確SCは設定2・4の当選率が優遇され、連チャンも平均2.00連。高確SCは奇数が平均6.00連、偶数が5.00連で、13連以上は奇数が約7%、偶数が約3%。短い実戦では荒れるので、一発の連チャンより複数回の低確当選と高確連を積み上げます。
オール設定バトルのようなイベントなら、朝一変更の台から6を探し、6が取れなければ5を探す。自分の台だけでなく周りも見る。獣王のシマで一日打つなら、半径3m以内が奇数か偶数か6か、90%以上当てるくらいの観察力が欲しいところです。そもそも獣王が複数台あるゲーセンなんて知りませんが。(稼働悪い・低設定でもマグレで噴きやがる・6いれたら上手いやつに1.5万枚出される)
天井狙い
設定不明なら、等価の設定1目安1045Gより浅く飛びつかないほうが安全。1136Gで終わりではなく、その後のチェリーと放出抽選まで必要で、途中のボーナスは全部を消します。天サバ狙いは設定推測材料としては面白いが、これだけを勝ち筋にするには遅く、荒く、閉店にも弱いです。
ココがアツいっ!
朝一高確率状態
普通に美味しいし、設定上げの可能性あるし。なんやかんやでわくわくします。
設定6が確定したら、半分くらい順押ししちゃおう
完全ハズレ目に気付かないことがあって、次ゲームのサバチャンランプで「おおおお!」となる。当選した完全ハズレのうち、液晶が動かない選択が14.8%とされたので、結構な頻度で不意打ちを食らいます。BIG成立時の15枚抜きが出来なくなるのがデメリットですが、リプこぼしたりするんで順押しでいいとおもいます
天サバが3セット目を越えた瞬間
設定4〜6で選ばれやすい3連を越え、5連以上の1/1024振り分けへ入った状態。高設定の期待と大連チャンの期待が同時に立つ、とんでもなく楽しい瞬間です。
ダ・ナ・ゾ
北斗の拳などでプレミア演出として引き継がれた「ダ・ナ・ゾ」。なぜアツいのか説明しておきます。
獣王には15枚役補正機能があり、小役を長く取れていないと、まれに15枚役成立時にナビが出ます。その補正ナビが選ぶのは、内部的にダチョウ・7・ゾウの組み合わせです。
つまり、小役を取ったばかりで補正が要らないはずなのに「ダ・ナ・ゾ」が出たら、ボーナスかサバチャンを疑える。だからダ・ナ・ゾがアツいのです。……ほとんどの場合、ただの15枚役ナビですよ。
この補正状態を仕込めれば、朝一の変化から設定変更を読むワンチャンもありました。
歴史的攻略:レバーコピーと無限コピー
これは通常の目押し攻略ではなく、初期の非対策個体で発覚した当時の攻略史です。
ゴールドではない獣王の未対策個体
BIG終了後と設定変更1G目にレバーコピーを成功させると、完全ハズレを再現できました。BIGと完全ハズレのたびにコピーを100%成功させた理論上の機械割は、設定1で135%、設定6で197%。15枚役のあとにもコピーすれば、設定1で147%、設定6で213%。笑っちゃいますね。
さらに無限コピーを知り、実行できる個体と技術があれば、15枚役を延々コピーして理論上の機械割は約500%。くそつまんないけど。
ゴールド獣王は対策機なので、この攻略はできません。
2枚がけで特定の小役をひいて、3枚がけでコピーをするとBIGがひけて……なんて技術もあったようで、いよいよなんでも有りだなって思っちゃいます。アゴハズシ打法が発覚したのが9月頭。ネット上で漏れだしたのが9月末くらい。……6月くらいからやってたプロとかは、もっといろんな技術を持っていたはず。その知見・・というより経験が羨ましい限りです。
裏モノの有無
モーニング・イブニングなどの微調整ができるものが存在します。
これは通常機の低確・高確、設定変更後の振り分け、天井サバとは別の話です。改造個体の挙動を通常機解析へ混ぜると、せっかくの獣王が何でもありの動物園になります。